若い女性を中心に人気のアロマテラピー。ローズ、ラベンダー、ユーカリなど、さまざまなハーブから有効成分を抽出したアロマオイルを使います。オイルを使ってお肌をトリートメントしたり、お風呂にオイルを垂らして香りを楽しんだりして心と体にプラスの働きをもたらすものです。
また、アロマオイルは「エッセンシャルオイル」「精油」とも呼ばれています。
オイルは植物の葉や花、樹皮などから抽出し、原則として純度100%のピュアな状態で販売されています。300種類以上ものオイルがあり、それぞれ香りや成分が異なります。

オーガニックとは、有機栽培のこと。化学肥料などに頼らず、有機肥料と土の恵みで育てる農法をいいます。有機栽培によって育てられた植物や農産物はオーガニック商品として販売されますが、「オーガニック」と銘打つには細かな基準をクリアしなければなりません。
そして、その厳しい基準をクリアして栽培された植物から搾油して製造されたオイルがオーガニックオイル。ピュアな植物のエッセンスが凝縮していて、ロットや数量が完全に管理された希少価値の高いオイルです。

古代エジプトで誕生したアロマオイルは、いくつもの国と時代をさまざまな使われ方をしてきました。古代エジプトでは媚薬や宗教儀式に、古代ギリシャではマッサージなどの医療に、古代中国では漢方薬に。
そして現代では、マッサージやお風呂、蒸気吸入などさまざまな方法で楽しまれています。ちなみに現代のアロマの始まりは、フランスの科学者であるルネ・モーリス・ガットフォセが1920年代に実験中の火傷をラベンダーの精油で治したことから。日本では1980年代から日本でブームが始まり、今では多くのサロンや家庭で愛されています。
“香り”“匂い”は目に見えない小さな分子で、鼻の中に入ると3つのルートで心と体に影響を与えます。
まずは大脳へ伝わって感情や記憶を揺さぶり、自律神経などに影響を与えるルート。次に鼻から肺、血管に入り、血液に乗って全身に届くルート。そして皮膚表面から浸透し、毛細血管やリンパ管から全身を巡るルートです。

木々の爽やかな香りに心が安らいだり、カレーのスパイシーな香りに食欲が増したり……香りのパワーはあなたの心と体に作用します。この効果の科学的な解明は進んでいて、医療現場でも「芳香療法(アロマテラピー)」として活躍しています。
お気に入りのハンカチにアロマオイルを一滴垂らして持ち歩いたり、手に取って全身をマッサージしたり、洗濯のすすぎに一滴垂らして汚れ落ちと衣類の香りをアップさせたり……。たったそれだけのことで、あなたの毎日が豊かな香りに包まれてイキイキと輝いてきます。あなただけの使い方で、生活のちょっとしたシーンを彩ってみてください。